ビル・チェン・レクチャー・ノート
ビル・チェン・レクチャー・ノート
The Japan Cup 2019のメインゲストとして来日したビル・チェン(Bill Cheung)氏のレクチャー・ノートです。
FISM2018のカード部門で1位を受賞したマジシャンの手順から、今後の新しい流れとなるマジックを学ぶことが出来ます。
これからのカード、コインの新しい戦略を学びたいと思われている方にとっては必読書です。
さらに、ノートに記載されたQRコードから演技動画や解説動画を視聴することもできます。
収録作品:
1.ワイルド・ペネトーション:コイン・ボックスに4枚の銀貨を入れますが、一瞬で4枚の銀貨がテーブルを貫通します。
同じことをもう1度やろうとすると、今度はコイン・ボックスがテーブルを貫通します。
最後にもう1度同じことをやろうとすると、今度は銀貨もコイン・ボックスも貫通しません。
しかし、コイン・ボックスの中の銀貨がチャイニーズ・コインに変化しています。
2.ザ・ラムゼイ・シリンダー:
カラの筒にコルク片を、コイン・ボックスにコインを4枚入れますが、コイン・ボックスの中の4枚のコインが消え、さらにコイン・ボックスも消えてしまいます。筒を取り除くと、4枚のコインが入ったコイン・ボックスが現れ、しかも、その上にコルク片が載っています。
続けて、4枚のコインが入ったコイン・ボックスが再び筒の中で消え、演者の手の中から現れます。筒の中をあらためると、コルク片のみが残されています。
3.エニ・カード・ライジング:観客にデックとカード・ケースをあらためてもらい、さらにデックをシャッフルしてもらい、適当なカードを1〜2枚指定してもらいます。デックをカード・ケースにしまってもらうと、観客が指定したカードがカード・ケースの中からせり上がってきます。
4.タイム・トラベラー:新品のデックから1枚のカードを選んで、フェイスにサインをしてもらいます。サイン・カードを2枚のジョーカーで挟みますが、カードは消えてしまい、反対の手から現れます。続いて、今度は2枚のジョーカーとサイン・カードが消えてしまいますが、ふと気がつくと
カード・ケースが新品の状態に戻っており、再び開封すると、そのケースの中から先ほど消えたサイン・カードと2枚のジョーカーが現れます。
サイン・カードは全てがニュー・デック・オーダーに揃えられており、しかも最後には、サイン・カードからサインも消えて、
全てのカードが元の状態に戻ってします。